日々のこと②
こんにちは、仏光社の藤本です。
急に気温が上がり、マスクが暑く感じるようになりましたね。
昨年の夏はどういうふうに対策してたかな… と思い出しているところです。
さて、今日は法要についてお話しさせていただこうと思います。
ロゼアホールでは法要室、会食室を完備しており、またご希望があれば茶の子などの準備のお手伝いもさせていただいております。
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仏教において法要は、大きなもので初七日、四十九日などの忌日法要と、
一周忌、三回忌、七回忌、十三回忌、十七回忌などの年忌法要があります。
その他にも月命日や初盆などまだまだありますが、今回は省略させていただきます。
年忌法要は故人の命日に行います。
しかしその日に行えない場合は、命日よりも前に行っても構いません。
近年では仕事上の都合などにより、土日に行うことが多いです。
会場やお寺様のご予定が詰まってしまうこともありますので、早めに日程を決める必要があります。
そして法要を執り行う意味ですが、まず広島では多い【浄土真宗】においては、故人を偲び、亡き人をご縁に「お経」のお言葉に出遭い、遺された私たちの生き方を深く問う場であるそうです。
この世に生きていた故人さまを偲び、たくさん思い出話しをしてください。
親族・友人と故人のことを語らうことで、自身の感情を整理していくことも出来るでしょう。
また、【浄土真宗】では亡くなったらすぐに極楽浄土へ生まれ、仏になるとされていますので旅をしませんが、その他の宗派では旅をしてご浄土まで行くとされているものもあります。
よく聞きますのが、亡くなったら七日ごとに十王によって生前の行いに対し罪の審査をされ、そして最後(四十九日目)に審判をうけ、六道(天道、人間道、修羅道、畜生道、餓鬼道、地獄道)の中、あるいは極楽浄土へ生まれ変わるという教えです。
ちなみに閻魔大王は35日目に現れます。
全く罪を犯してないという人はなかなかいないと思いますので、その審判の時にこの世にいる私たちが法要を営み、善をあの世に送り祈ることで故人の罪が軽くなり、三善道(天道、人間道、修羅道)に生まれ変わる手伝いをするのだそうです。
そう考えると、とても大切な行事ですね。
今回は私の解釈する法要の意味を書かせていただきましたが、宗教にはいろいろな教えがあります。
お寺様にわからないことを教えていただく場としても、法事はいい機会ではないでしょうか。
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