日々のこと⑫お別れ葬
こんにちは、仏光社の藤本です。
先日、お別れ葬のお手伝いをさせていただきました。
お別れ葬とは、通夜・告別式のような宗教儀礼を行わずに、故人様をお見送りするかたちのご葬儀です。
自由葬とも呼ばれ、慎ましく行うことも、派手にすることもしたいように出来るのが特徴です。
ロゼアホールでも、仏式のご葬儀に比べると頻度は少ないですが、時々ございます。
宗教者を呼ばないので、ご当家と葬儀社とで進行を考え、計画を立てていきます。
この度のお式では、ご会葬者お一人ずつが故人様の側に立ち、故人様との思い出をスピーチされたのですが、
家族も知らなかった話が出てきたり、故人様のご苦労を知ったりと心温まるスピーチで、聞いているスタッフも胸が熱くなりました。
そのあとに、喪主様がご参列者にご挨拶をして締めくくり、
皆様で感謝の言葉を書いたメッセージカードとお花を棺の中に入れる儀式を行いました。
出棺時には故人様のお好きだった音楽が流れ、計画通りの進行で無事お別れ葬を終えることが出来ました。
お別れ葬は、生前に故人様がご希望してある場合もありますし、
ご葬家がご自分たちのスタイルで見送りたいというお気持ちから行う場合が多いのですが、式の流れが決まっていない分、綿密に計画を立てないと時間が余ってしまったり、締まりのない式になってしまう恐れがあります。
成功させる秘訣は、どういったことをしたいのかを明確にしておくことだと思いますが、
しっかりと打合せをすることで、何がしたいのかがはっきりしてきますのでご安心ください。
いろいろとご提案プランはありますが、これについては次回に詳しくお話しさせていただこうと思いますので
少しばかりお待ちくださいませ。
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