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日々のこと⑬お墓参り

火葬料イメージ

皆さま、先日の長く降り続いた大雨は大丈夫だったでしょうか。

毎年夏になると、災害級の大雨が降るので、夏になるのが怖いような気がします。

私はその天候が崩れるお盆前に、お墓参りに行ってきました。
お盆前ということで、たくさんの人が来ていて、安芸門徒の風習である「盆灯ろう」もあちらこちらに供えられてあり、今年もとても華やかな風景を見ることが出来ました。

この風景は広島では見慣れたものですが、県外から来られた方はその派手さにびっくりされるそうです。

初盆であれば白い灯籠を飾ることになりますが、こちらもこの世の無常と、亡くなられた方への思いが感じられ、なにか感慨深いものがあります。

そして、久しぶりにお墓参りに来たということで、いつも以上にお墓を磨き、
花瓶の中もきれいに洗い、買ったばかりのお花を供えて線香を焚き、手を合わせました。
やはりお墓参りをすると気持ちがいいものですね。

その近くに作業服を着た人が一生懸命お墓の掃除をされていて、すべてが終わったあと
お墓の写真を撮っていました。

初めて見かけたのですが、おそらくお墓参りの代行業者かなと思いました。

お墓参りに行きたいけれど足腰が悪くて行けない、または遠方の為難しい。
今年は特に、コロナの影響で帰省を見送らざるおえない状況でしたので、そういった人たちが自分は行けないけれど、掃除をしてきれいなお花を飾ってあげたいという
気持ちから頼まれるのかもしれませんね。

しかしお墓参りに行けなかったとしても、一番に気持ちが大切だと思いますので、
お墓の前で手を合わせられない場合は、ご自宅の仏壇の前で手を合わせられるだけでもいいのではないかと思います。

ここで、お墓参りのお話しをさせていただきましたので、面白いお話をひとつ。

あるお寺様の入り口に、ご住職様が考えられたのでしょうか、標語が貼ってありました。

「墓参り 合掌した手で 蚊を殺す」

少し笑えるけれど、反省もしつつ、考えさせられる標語でした。

私達人間は一生のうちに一度も罪を犯さないということは無理なことです。
罪を犯しているという感覚を忘れることのないよう、日々過ごしていきたいものですね。

 

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