日々のこと⑩
こんにちは、仏光社の藤本です。
東京オリンピックがとうとう開催しましたね。
コロナ感染が拡大する中、感染予防をしながらの大会は大変だと思いますが、
選手には頑張ってほしいものです。
さて今日は、コロナ禍での葬儀についてお話しさせていただこうと思います。
コロナ禍で葬儀は大きく変化しました。
大勢での参列は少なくなり、ほとんどが家族葬です。
家族葬の利点としては、会葬に来られた方への応対をしなくてよく、ゆっくりと故人と
向き合えることですが、後から訃報を知った友人や知人、ご近所の方がご自宅に個別で
弔問に訪れる場合があり、その都度応対に追われ、気疲れしてしまうこともあります。
また、生前お世話になった故人様に対し、感謝の言葉を伝えたいと思われている方の中には
ご遺族を訪問するのを躊躇してしまい、後悔を残してしまう場合があります。
よくお電話で、コロナによって参列者数の制限をしていますかと尋ねられます。
弊社としては、明確に何人までという制限はかけていませんが、普段よりも席の間隔を
開けなければならないため、式場の収容人数を余裕をもっておこなっております。
もしも親族以外のたくさんの方が来られるとしたときには、弊社では感染防止対策として、
自由参列という形を提案しています。
通夜・葬儀はご家族様だけで行い、一般の方には別に時間を設け、その時間内に自由に
来ていただき、焼香と芳名録への記帳をしてお帰りになってもらうというものです。
日頃のお付き合いから、うちの時には丁寧に来てもらったから、ちゃんと出向きたい
と思われる方もいらっしゃると思います。
そういったときには、こういう形の参列は、お互いに失礼のないものになるのではないでしょうか。
また、お食事ですが、以前は火葬場で故人のことを語りながら会食するのが当たり前でした。
しかし今は、不特定多数の人がいる場所で会食することを心配されるご家族も多いです。
ロゼアホールは火葬場から約5分という近い場所にありますので、ちょうどお食事時の
火葬時間であれば、故人とお別れをした後、一旦ホールに戻ってお食事をとっていただく
こともしています。
食事時以外の火葬時間である場合は、持ち帰りのお弁当を準備されるご家族も多いです。
葬儀はたった一度のもの、直接顔を見てお別れしたいと思うのが人の心です。
しかし葬儀に参列したことが原因で、コロナに感染したり、クラスターが発生しても大変です。
安心安全で、後悔のないお別れができる葬儀を行うのは葬儀社の勤めだと思います。
広島で一般葬から家族葬・直葬・社葬のことならロゼアホール