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日々のこと⑤

火葬料イメージ

おはようございます。仏光社の藤本です。

みなさんは『エンディングノート』と聞いて何を一番に想像しますか?

きっと、遺書のようなものをイメージする方が多いと思います。

エンディングノートはその名の通り、人生の終末を記したノートではありますが、
実は自分の人生を振り返り、見つめ直し、今後の人生を整理するためにある、
とても前向きな便利なツールなのです。

ノートに書き出すことによって、自分の気持ちが定まり、そこはかとなくあった
不安も消えていき、自分らしい人生を送るために何をしておかなければならないのかが、
はっきりします。

では、エンディングノートにはどのようなことを書くのでしょうか。

まず、自分史を書く場所があります。

ご自身がどのような人生を送ってきて、何が楽しかったのかうれしかったのか、
または苦しかったのか、書き出すことでいろいろなことを思い出し、頭の中を
整理することが出来ると思います。
家族も知らなかった出来事や思い出を共有し、遺していく家族に愛情を示すこともできます。

また、生きている間のことについて書くことが出来ます。

たとえば、病気や不慮の事故にあった時の延命治療、病名告知や、介護、看病のことなどです。
意志を記しておけば、家族が決断を迫られたとき、大きな判断材料となるでしょう。

そして、やはり自分にもしものことがあった時のことについてです。

誰に連絡してほしいのか、葬儀費用はどこから準備して、どういう形でしてほしいのか、
またどこに眠りたいのか、家族だったペットは誰に託すのかなど、
旅立ってしまった後、どうしてほしいのかを書いておくことで、家族も迷うことなく
お見送りが出来るのではないでしょうか。

昨今は、パソコンやスマートホンに情報がある場合も多いので、IDやパスワードも
書いておくと、家族が困ることがないですし、ご自身も忘れてしまったときには
助かります。

そしてエンディングノートは一度書いたら終わりというわけではありません。
定期的に見直して、自身の気持ちや、状況の変化があった部分は書き直しましょう。

一つ、エンディングノートで気を付けないといけないことがあります。

それは相続に関することです。

もちろん書いてもいいのですが、基本的にエンディングノートは、遺言書のように
法的強制力はありません。
相続に関しては、きちんとした遺言書を作成した方がいいかと思います。

ぜひ体力、気力が十分にある元気なうちにエンディングノートを作ってみませんか。

ロゼアホールでは、手軽に書けるエンディングノートをお安く販売しておりますので、
お立ち寄りの際はフロントにお申し付けくださいませ。

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